戸未来 辰彦

まず、冒頭で紡ぎ出される見事な前書き。 腹がよじれる程の笑いのエッセンスと知的なウィットに富む文章から、作者の人となりを感じる。 そして、猛者達による鬼畜なレビューに立ち向かい、縛りを消化するだけでなく悉く昇華させていく技術と腕力に、作者の天稟を感じる。 混沌とした物語が、次第に方向性を帯びつつ愛の物語へと練り上げられていく様は、やはり実在を是とするヤハウェ神の御心に叶った作品ということなのだろう。 たとえ、あのお方が何に浸かっていたとしても。 そこかしこに散りばめられたエロなキーワードが、意外にも下品に感じないのは、作者の人(ティン)徳に他ならない。 最後に一つだけ分からないのは、チームEの『越後性華』の名前の由来。 出来上がった作品が、満開の性華を歌い上げているのは必然として、 越後にはどんな由来があるのだろうと、好物の『うにあられ』を食べながらぼんやり考えた。チーム全員が実は新潟生まれだなのだろうか? ん?もしかして「エツチ後・・・」ゲフンゲフン。 そこで一句。 「うにあられ 喉に詰まらせ 死にかけた 仕事の後は 祭りでしょに拝」 ※誠にすみませんが、レビュー内でチーム名(D→E)を間違えましたので、期限を超過して再掲させて頂きます。
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