江田公三

 伊勢物語のように歌と物語が寄り添って恋心を綴っています。和歌と黒髪と雅な趣向を好む夫に心を残す妻が、夫好みの女になろうとするのは、フェミニストたちからは歯痒いものですが、それは個々人の生き方。一度しかない生ならば、そういう生き方を選ぶのに誰も口出ししなくとも良い。この物語では、それなりの安寧と幸福感が溢れています。とはいえ「誓ひし人の命の惜しくもあるかな」とちょっと怖いところもあるのですが。  叙述は妻の視点でされています。設定では、和歌にはそんなに詳しくないはずなのですが、いささか古典、故実に通じすぎています。  大変楽しく、主人公に魅力を感じながら読み進めることができました。ありがとうございます。
江田様、この度はご覧頂いた上にレビューまで頂きまして有り難う御座います。 和歌を詠めるようになりたくて、まずは恥を晒そうと思い、書いてみた作品です。ですが今の私の技量では10000文字以内におさめるの

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