僭越ながらレビューさせて頂きます。 涙腺崩壊です。涙無しには読めません。 なんて優しく、繊細で、温かい文章を書くのでしょう。美しいとまで感じてしまう描写は、余す事無く胸を打ち付け、読者の心まで深く浸透します。 中盤までは全く気付きませんでした。まさか、優未ちゃんが……どうしても父親目線になってしまう私は、父の深い悲しみをそのまま感じ取ってしまい、涙が止まらなくなりました。 そして、溢れる優しさが追い打ちを掛けます。男の子の手紙は、伏線を思い出して胸が締め付けられます。好きだったんだよね。想いは通じているよ。一度流れ出した涙は止められませんでした。 切なく、儚く、繊細なストーリーがプロの作品と遜色ない秀逸な物語。 是非、多くの方に見て頂きたい作品です!
1件

この投稿に対するコメントはありません