とても、さわやかな青春小説ですね。 ローズマリーの香りを知らないので、もしかしたら、まったく見当違いなのかもしれませんが、なんとなく、作品ぜんたいが、ライムとかレモンスカッシュとか、柑橘系の香りに包まれているような気がしました。 高校二年という、夢と希望にあふれた季節感が、あますところなく表現されていました。 説明書については、なぜ、その内容を知っていたのか、理由がわかると、スッキリするかなとも思いましたが。 例の店員さんと、じつは数年前に会ったことがあり、そのとき、この話を聞いていた…とかだと恋愛要素が高まり、さらに贅沢な話になっていた気がします。 とはいえ、物語にただよう夢見るようなふんいきが、とても素敵な作品です。 ローズマリーの香りを知れば、より楽しめるかもしれませんね(*^^*)
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