新着ピックアップから読ませていただきました。 まず、読みやすい文章で文字数が気になりませんでした。 途中、この作品のネタばらしにニヤリとさせられ 最初のページまで戻り確認して上手いなと感心させられました。 しかしこの作品の面白さはストーリーを追うだけの読者にはピンとこない気がします。 まず、この作品はルポルタージュ風であり、読者に新聞記者やルポライターが語り手であると誤認させるトリックが仕込まれています。 そしてそれは終盤に明かされる。 前半部、何気なく文字を追っていた読者であるなら、意図的に印象付けられた【怪電話】と言うワードの印象が強く、ネタばらしにそれ程のインパクトは感じないかもしれません。 しかし語り部に謎を感じる読者であれば、ミステリーとして十分に楽しむ事が出来るでしょう。
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宮崎さま 貴重なレビューありがとうございます。 丹念に読んでいただき大変嬉しいです。 ひっそり書いているので、とても励みになりました。
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