(有)ユウ

嫉妬。 実に困ったお題です。 面白さを保ちながら、どこまで書いたら良いものか、また、書くことができるか。 人と違う倫理観のグールに、しかも生命力の旺盛な少女に委ねたのは正解だと思います。 食べるという行為。 生きるためにもっとも必要なことだけに、恨み妬みも強くなります。 少女が語る物語は、淡々としていますが話の進行とともに重さを増していきます。 まさにタイトルのように比類無きエネルギーを次第に蓄えていく様子はゾクゾクするほどです。 力を解放したラストは圧巻。 難しいお題、こういう捌き方があるんだと新鮮さを感じながら読ませていただきました。 力作をありがとうございます。
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レビューありがとうございます! 今回の話は初挑戦のバトル物と昔から書いてみたかった覚醒物を同時に書いたのでうまくできているか不安でしたが、そう言っていただけるととても嬉しいです! この後は質問になるんですけど、ちょっと表現に趣向を凝らして(本当は文字数の関係)サクラの描写で要所要所でお父さんとお兄ちゃんの呼び方を父と兄っていう風に変えてたんですけど、単純に不自然な感じありますかね? あと、他の僕の小説でもそうですけど、無駄な固有名詞(カルマとか)も短編という括りですと逆に分かりにくくなってたりしませんか?
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とても印象に残る作品だと思いますよ! ご質問の呼びかけの件。 気づいてはいましたけど、不自然さはありませんでした。 多分ですが、サクラにとって心底嫌だと思う行為をとられた後に兄、父と変わっていましたので。 固有名詞を説明しようとするのは短篇の枚数では無謀ですよね、説明だけで枚数尽きてしまう(笑) このままの方が勢いがあって読ませてしまえると思いますよ。 自分はファンタジー好きですし、わかりましたよ。
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