鳴崎 朝寝

怖かったです。幽霊のでる部屋のお話ですが、普通の「幽霊が出る部屋」の住人とは違う視点から書かれていて、大学の友人というやや距離感に幅のある(だが家を行き来はしたりもする)関係のふわっとしたところも加わって、主人公は悪いわけでもないし弱いわけでもないけど、逆に何ができるわけでもない。 自分も実際巻き込まれたらこうなってしまうしかないだろうという自然な展開で、主人公に感情移入して読んでしまいました。 誰も死んでないけど、あの子は違うものに代わってしまっているかもしれない。その場合それはなんだったのか、なぜ彼女だったのか。 境界の曖昧さがとても不気味で、楽しく拝読しました。
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鳴崎朝寝さんこんばんは~、レビューありがとうございます(´∀`*) 読んでいただき嬉しいです。 リアル怪談ということで、ふわっとした曖昧な感じを意識してみました。 一応『週二で通る道沿いのアパート』という設定で、そのときに何かしらがあって呼ばれた……という伏線を張るには張ったのですが、あまりキッチリすると作り物感が出るので、この程度に留めておきました。 功を奏していたなら幸いです(#^^#) こんなに丁寧なレビューいただけてすごくうれしかったです。 ありがとうございました!

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