しのき美緒

ようやくやって参りました。しのきでございます。 ☆総論☆ 短編のお手本のようなストンとした落ち、それに見事に落とされる気持ちよさ、そんなものを味わえる本小品集は、寝る前のお供に最適です。事実わたしは、さっさとファン登録をし、更新を今か今かと待ちかねております。 ……これではレビューとして成立しないので、表現を考えると、舞台で役者がまばたきひとつせず見事な長広舌を決める、そんな表現が随所に見られ(とくに『地球会議』)、これだけの語彙を自在に操れる作者様を尊敬してしまう次第です。 ☆各論☆ レビューはどの作品でも、気に入ったものを、とおっしゃっていただいております。 どれも好きなのですが、これが人生だ、と強く思ったのは、 『金曜日のランチベンダー』です。 「些細な変化を楽しむ能力が無い者は長い単調な人生の中を歩んでいく事は難しい。」(本文中より抜粋) 至言ですね。単調な仕事、単調な人生。それでもそこに何らかの意味を見出して、自分から人生に働きかけていって、単調な人生に色彩を添える。そんなふうにして「みんな」生きている……。 作者様の深い人間観察が軽妙な語り口のなかに光っています。お弁当配達の人も、ガススタンドで働く人も、自分も、みんな生きているんだな、と当たり前のことに思い至りました。 これからも更新を楽しみにしております。 簡単ですが、レビューとさせていただきますm(_ _)m この度はイベントへのご参加、まことにありがとうございました。 しのき美緒
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しのき美緒氏 レビューありがとうございます。 自分の書いた作品でもランチベンダーが1番好きで1番書きたかった事を書いた作品であるので それを1番好きと言ってもらえて非常に嬉しいです。 他人と自分の考えや価値観がズレるのは当たり前なんですが 特に小説を書いていると自分の嗜好と他人の嗜好にズレを感じ (人間ってめんどいなー、難しいなー)と思う事が多々ありますが しのき美緒氏のレビューを見ると ズレがないというかなんだか安心します。 最近忙しくてなかなか執筆できませんが、今後ともよろしくお願いします。
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芋粥さんもわたしも、おそらく紙媒体で育ってきているように思います。 最初からネット小説の人というのは行間を読まないですからね。すべて説明されつくしてないとダメみたいですし、文章にもそういうわかりやすさを求めているようです。 これからも更新を楽しみにしております(*^^*) お互いに精進しましょう。
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