杉浦 亜紀

時々、女性の社会進出について、考え込んでしまいます。 この権利が勝ち取られなければ、自分等はとても辛かったはず。 けれど、孕む性である以上、無視できない問題も色々あります。 女性にしかできない出産を、女性自身がどう考えていくのか。 近頃の国策では、子無し家庭へ圧力が強まりつつあるようです。 果たして女性は、昔より幸せになっているのかどうか―― このお話を他人事とできない女性は、多分、少なくないのでは? それだけ様々な苦悩が、短い中に濃密に詰まったご作品でした。 重苦しい空気が、切実に伝わってくる表現力に脱帽致します。
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有難うございます。 女性のための小説コンクールに出したもので、 こういったテーマになりました。 何を幸せとするかで、葛藤している女性は多いと思います。 生き方の多様性を認める一方、子どもを増やそうと見当違いの国策ばかり打ち出されている気もしますね。
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返信ありがとうございます! 救いのあるラストでしたし、女性のための小説コンクールということでしたら、とても頷けます。 周囲に振り回されずに、それぞれが自分で答えを出さなければいけないのかなと、拝見していて思いました。 今後のご作品も楽しみにしてまいります。
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