とても考えさせられるお話でした。 夢は平等だと思います。しかし、今の時代は、周りと変わらない事が求められています。キラキラと夢を持っていた時代は徐々に失われていくのか? そんな事も考えてしまいます。 二年ほど前、娘は天真爛漫で落ち着きがなく、3月生まれと言う事で成長も他の子に比べて少し遅かったので、発達障害を疑われて市の運営するよく分からない集まりに行く事になりました。そして、保育参観日。1歳、2歳児クラスの幼児を、先生や親の見てないところで娘のクラスメートが蹴り飛ばして笑っていました。すぐに助けようとしたのですが、娘が先に駆け寄り、「大丈夫だよ。痛くないよ。泣かないで」と言って、ぎゅっと抱きしめていました。 その後、園児たちが親の前で夢を語る事となり、蹴り飛ばしたクラスメートの子は「立派なお医者さんになって、いっぱい助けてあげたいです」と言いました。 私以外、みんな拍手喝采です。 私の娘は、可愛らしく「お姫様になりたいです」と言いました。 見本とまで称された、クラスメート。親は何も知らないのでしょうか? 上辺だけを取り、落ち着いて行動できるようになった今でも、娘は発達障害の講習に通わされます。 娘は絵を描くのが好きで、ちょっとした保育園部門の賞を取って何度かデパートに貼り出されたりもしました。ひらがなも頑張って覚え、他の子と何も変わらないと思います。それでも、陰で小さい子を蹴り飛ばす子は英雄扱いで、私の娘は頑張ってねと言われる扱いです。 上辺だけを見られる子が、国会議員などになって国を作っているのでしょうか? 失礼しました。完全に私事になってしまいました。 うたうものさんが伝えようとする世界観は本当に素敵だと感じます。本当に大切な事を教えようとしてくれます。だからこそ、感情場が昂り、夢を持つ事の大切さと矛盾を思い出してしまいました。 この物語の主人公の様に、本当に大切なものを見失わない力を皆持って欲しい……そう思います!
2件・1件
貴重な体験をお話しくださり、ありがとうございます。 発達障害についてですが、私自身の考えでは、人それぞれに生きる上でのさまざまな問題があるのは当然のことで、人間の生きる上でのバリアというものは、すべての人にあり得るのではないかと思います。 あらゆる子どもたち、大人たちは人生の中で、様々な困難にぶつかるでしょうが、数多くの困難があるのが人生です。 むしろ危険なのは、順風満帆に見える人生です。人の見ていないところで、困難をひとりでかかえこんでしまうことが一番大変なことなのです。 もちろん、医者になることは立派な夢ですが、その子は、医者になることに一番大切な心というものをいつか学ぶでしょう

/1ページ

1件