あーる

誰のためなのか、何の目的なのかもわからない霧の中に佇む妖しい雰囲気の謎のお店。 主人公と一緒に不安と好奇心を抱きながら読み進みました。 主人公が抱く何か大事なものを見失っている感覚。 真っ白な携帯アドレスとスケジュール。 その理由が分かったとき、不条理さに恐怖とやりきれなさを感じながらも、ホッとしたような気持ちになりジワっと目が熱くなりました。 この主人公のように迷子になってしまった人(ココロ)のための場所、本当にあるのかも…あったらいいのに… ホラーオカルト作品なのに救いを感じる不思議な感覚。 短編でありながら、心動かされる魅力的なお話です。
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きゃーーーーーヽ(*´∀`)ノ あーるさん!素敵なレビューをありがとうございます!! 嬉しい!! このお話は、私(たろ)の感じている死後の世界を描きました。亡くなった人の魂はどこにいくんだろう? 子供の頃からの疑問でした。 夜中にベッドの中で「しんだらどうしよう」みたいな漠然と恐怖を感じていた記憶があります。 大人になってからは死んでいる状態は睡眠と変わらないのだろう。と思うようになりました。 人は死ぬと、その魂は意識のない(眠っている)状態で宇宙を漂う。何年か、何十年後かに、また新たな人間として生まれてくる。家族は深い縁があり、前の生の時に一緒にいた人は、また近い存在で生まれてくるんだろ
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お返事ありがとうございます。 引くなんてとんでもない、興味深く読ませてもらいました! というか、子供ころ感じた死への恐怖、大人になって感じた死は睡眠と変わらないという感覚、私もまさにそうだったので、おぉーっとなりました(^O^)! 小さなころは死につて考えると底なしの恐怖に飲み込まれて、わーーってなっていた記憶があります。 大人になってからは、朝目覚めたとき、この目覚めが来ないことが死なんだな、思うようになりました。 そんなところでも、このお話に共感してしまったのかもしれません。 「死は本来穏やかで、恐れることはないのだ」 うんうん、本当にそう思いますし、お話の中でもそれを感じられまし
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