佐崎らいむ

早くにこの物語を読んでいたのですが、この後味の悪さと、何とも言えない恐ろしさをレビューに書ききれなくて、今になってしまいました。 聴覚や視覚、そして主人公の記憶を通して、ひたひたと押し寄せて来る狂気。 人生で一番幸せなシーンから始まるから余計、この落差が恐ろしい。 嫉妬がテーマのこの物語。 最初に感じた『嫉妬』は、フェイントでした。 本当の嫉妬は、あちら側にあったとは……。 殺人事件が一番多いのは、家族間だと言います。 他人ではないからこそ、逃れられない地獄。 この作者が描き出す、日常に潜む地獄は、……やっぱり怖すぎます><
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わああぁ( ;∀;) 何回もいただいたスターだけでも充分心震えるほどでしたのに、こんなに素敵なレビューをありがとうございます( ;∀;) 後味が悪いなんて、最高の褒め言葉です!! 本当に。近しいからこそ情念が渦巻くのは世の常ですね。血縁という逃れられない絆の中で生まれるそれを少しでも描けていたら幸いです。 レビューありがとうございます!ラブ……

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