とても切なく、美しい描写に彩られた世界へと惹き込まれました。 一つ一つの細かな描写は、多くを伝えてくれます。例えば小さく呟くこと。聞こえない様に、そっと想いを口にする。これが繰り返し使われ、主人公は繊細な感情を持っていると伝わってきます。他にも多くの手法が見られ、情景が場面毎に浮かび上がりました。 そして、宍戸が出てきた時の展開はドキドキしますね。ついて行かなかったんだ……そんな、ちょっと寂しい状況で現れた存在。どうする? どうなる? と、鼓動が高鳴りました。その結果と、ラストに繋がる展開が凄い好きです。 荷物は持たない。ぴょんと自分だけ。そして、雪でおくれる列車に過去を重ね合わせ、きっと待っていてくれると微笑み……この終わり方、グッときました! 面白かったです。心の葛藤と決断する未来。そして、本当に大切なものに気付く純愛ストーリー。堪能させて頂きました!
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泣きたくなるほど嬉しいお言葉たちをありがとうございます(;_;)そしてコメントもm(__)m コメントを拝読して書きたい気持ちがスパークしています。 今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

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