江田公三

 白だとみせて黒になる。そういう作品のようです。いわゆるアクロイド殺しのような倒叙ではないけれど、自分語りの作品。  はじめは「石神先生」と呼ばれていた人が、途中から一人称に変化していくところが、作者の狙いなのでしょうか。切り替わりが、もっと鮮やかに急変するか、あるいは徐々に綻びを見せるとより効果的に思います。  また転入生のキャラクターをまだ生かしきれていないように思われます。あれだけのキャラ立ちですから、対決するために転入してきたとか、あるいは語り手と浅からぬ因縁を持たせるなど期待します。
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ご指摘ありがとうございます。一人称がコロコロ代わっていることは作者側の凡ミスです。修正致しました。亀更新ではありますがまた、気が向いた時にお読み頂ければ幸いです。早朝に乱文失礼致しました。

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