読み終えて感じるのが、作者の人間性。良い話だから。「ホラー」かは疑問、あえて言うなら「ファンタジー」か(新ジャンルでは「異世界ファンタジー」か?(異世界じゃないけど))?  人間の本来持つ(であろう)美しさを再認識させられる話です。きっと人間の心っていろんな味がするんだろうと思います。できれば、自分も甘くて芳醇な香りくゆる心でありたいと思ってしまいます(ユウキが暗示をかけてくれればオッケー?)。  それにしても美紀はいい人過ぎる。別れる彼とか姪っ子のことをそんなに思うなんて! そして、友樹への暗示「毎日神に祈れ。一生かけて家族を守れ。仕事は忠実に、誠実に行え。云々」で、理想の人間像を知らず知らずに描いている点も作者の人間性が出ている気がします。  この作品、シリーズものにできるのでは? 2話、3話といろんな人物が出てきて……と期待させられる作品だと思います。
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レビューありがとうございます! ですよねー(笑) ファンタジーで書き始めてんだけど、微妙に違う?と思って…「地獄の前に…」のキャラをちょいっとだしたのでホラーにしたんですが、微妙に違うと思っています。 とにかくすごくいい人を書きたくて…でもこんなんじゃこの世の中生きてけないよなぁと思って、ああいう結末にしてしまったので。 作者の人間性、はどうなのでしょうか?(笑) 書いていて楽しくなってきたので、シリーズ化は考えております。 書きたかったことを読み取って頂いて、とてもうれしいです!!! ありがとうございました。

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