近道ラクダ

遅れながら、レビューさせていただきます おそらく僕は、「夢の跡」を忘れないです、しばらくは。 もちろん他の三つの詩も心に響き、夢を見ている時の不思議な浮遊感が読んでいて襲ってきました。白昼夢のような感覚になって、次の時間なんの授業だっけ、ということも忘れるくらい世界に入っていました。しかも読んだの二回目なのに。 しかし、「夢の跡」ででてきた、 息も出来ないような曇天に 中身のない願いを というフレーズがあまりに自分の今の気持ちを表していて、ここ最近思い描いた将来像や打ち砕かれた淡い夢物語がふっと目に浮かびました。 そしてどこかで間違って、どこかで、親から与えられてきた努力しなさいという素晴らしい恩恵を、カコンッとあっけなく外してしまった自分を、文学に浸るなどと理由付けてポケーッとしてる自分を、三人称的視点から眺めている気持ちになれます、この詩は。 暑苦しくて引くような感想でちょっと申し訳ないですが(笑)、そう思いました。 美しい作品をありがとうございます。

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