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芽生えた想いの届く先は
西 東
2017/12/24 17:08
未来に、彼女の『メイ』のプログラムが伝わって欲しいと願ってしまいます。 切なさを感じる程に素直なのがプログラム通りに動く彼女達なのでしょうけど、そこに感情が生まれる事を夢見るのも、感情を持たれる事に懸念を持つのも人です。 そして作る側の人は愛情を注ぐだろうけれど、作らせる側の人は都合の良い道具を欲しがっているのだろうと考えてしまいます。 心とは何だろうと考えもする内容で、同時に人らしさとはとも考えます。 メイが覚えたものが大切なものだと思うからこそ、仲間へ伝わって欲しいと思う私は楽観的なのかも知れません。 そして、アンドロイドと人の間に子孫が育まれるのだとしたら、感情を育て伝えて行く事なのかもと思ってしまいました。
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子無狐
2017/12/26 20:43
>西 東さん お読みいただき、ありがとうございます。 昨今の人工知能関連のニュースを見ていると、人間側にとっての不安(労働力の代替、理解できない知性への不安、など)が見受けられるように想います。 私自身も人間なので、それは理解できるのです。 ただ、もし彼らに自我のようなものが芽生えたとしたら、人間側の視点のみで理解するのは、悲しいことだなと想うこともあるのです。 そうした想いの一部が、この作品にも、反映されていると想います。 ですので、西 東さんの「アンドロイドと人の間に子孫が育まれるのだとしたら、感情を育て伝えて行く事なのかも」という一文には、ハッとさせられました。 互いの想いをつな
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