金魚水死/体さま イベントに参加させていただいた りふる です。 レビューでお伺いしました。以下、感想です。 『君の繊細で傷つきやすいところが好きだった』彼は、 つまるところ、自分の都合のよいように彼女が好きだったのかもしれません。 繊細で傷つきやすい彼女に傷つけられる自分。 死は、彼にとって手段だったのでは。 彼女の中の自分の重さを量るための。 悲しむ彼女をただ悲しんだらいいのに。 訪れた死は偶然のもの。 けれどそれは最強の武器。 彼女を試し、満足のいく部分を得、高みへと昇っていく。 決して完全では無かった彼女。 人間的で欠点をたっぷり持っていた彼女。 本当に『他人の心情に冷水のように無関心』だったのは、誰? 彼女? 『死』は、最強。 哀しみの中にも 笑いの中にも 幸せの中にも 笑顔の中にも 澄ました顔して潜んでいく。 いつまでも皮膚の中に潜り込んだ小さな小さな棘のまま、 きっと彼女を縛っていく。 彼は悪くない、多分。 これはただの結果だから。 後は任せて昇っていくだけ。 葬式は生きていく人間のためのもの。 死者のためのものじゃない。 死者にとってそんな儀式はどうでもいいことで。 感想なので、書きたい放題に書いてしまいました。 どうぞお許しください。 作者さまの中できっと棘が残っているのでしょうね。 私の中にもごまかしている棘があります。 無慈悲にも、知らぬ顔を決め込んでおります。 『忘れるために泣いている』 これが真実なのだと思いました。 それが『お葬式』というものだと。 読ませていただいてありがとうございました。 イヤなヤツですが、もしこれをご縁に出来れば有難いと思っています。
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まずはイベント参加ありがとうございます。そして拙作についても、多くのことを感じて頂けたようで嬉しいです。身勝手な恋とロマンは紙一重ですね。そんなところが裏テーマにあります。読んでくださりありがとうございました。随時新しい詩歌を追加しているので、よろしければまた覗きに来てやってくださいませ。 これからも是非是非よろしくお願い致します。
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参加させていただいてありがとうございました。 なかなか詩を読んで評価いただく機会はありません。こういう場を設けて下さり、有り難いと思っています。 詩の世界は多くの言葉の意味を考えさせられてすごく居心地がいいです。 いろんなものを書いていますが、素直に気持ちを出せるのはやっぱり詩だと思います。 こちらにもどうぞ読みにきてくださいね。 どうぞよろしくお願いします。

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