【コメント】

慕情の花

冒頭で、主人公は旦那様に救われます。言葉を交わし、旦那様の甥っ子とはしゃいでいても、静かでどこか淡く影がさすように物語が進んでいきます。降る雨も、どこか物悲しい。この時代の恋が、身分の違いで自由にはならないことはわかっていますが。それでも二人が寄り添って暮らせることを祈りたい。そんな優しい、心に沁みる物語を、ありがとうございます！

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山口そら 2018/1/4 11:03

ままならないのはただのしきたりだけなのだと思います。二人が寄り添い共に生きる。たったそれだけ、されどそれだけ。それが全て。二人で生きるとは、そういうことなのだと思うのです。二人がそれを貫き通せることを祈って。時代に打ち勝つ二人であることを祈って。素敵なレビューありがとうございました。感謝を込めてaoisora. (2018/01/04)