皆が噂している、どこがどう変なのか分らないのにすごく変な「りんさんのこと」を知らなかった女子高生の裕子は、帰りを共にする由香に呆れられ、「りんさん」に心を絡めとられていく……。 周囲との違和を拭えずにいるふうの主人公裕子は、多感を通り越してやや過敏な印象です。 そのヒリヒリ感がよく伝わってくると同時に、何やら懐かしくもなり(^_^) 登場人物それぞれの、どこかいわくありげな様子といい、終盤の「りんさん」が誰なのか判ってからの、裕子の精神崩壊ギリギリの“恐怖”ーーこういう恐怖があるのだと唸らされるーーは圧巻のひと言です。 帰するところ裕子は自分の世界を守ることにしたけれど、本当にそれで正しいのか、自分自身が一番疑っているようで、ラストは背筋がひやっとしました。 面白かったです。 会話や段落ごとの空きが一切なく、PC閲覧だとどうしても読みづらさがあるので★マイナス1とさせていただきます。
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あけましておめでとうございます。 初めてのレビューをいただきましてありがとうございます。 ちゃんと読んでいただいている方がいらっしゃるんだなと、すごく感激しました。ありがとうございます。 行間の件は、ネット公開が初心者だったこともあり、今後の参考にさせていただきます。 いろいろと貴重なご意見ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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砂猫さん、明けましておめでとうございます! いつもスターをありがとうございます^^ 勝手な妄想解釈が得意なのでσ(^_^;)、執筆の意図に合っていなかったかもしれません。どうかご勘弁くださいませ。 行間の件は、強いこだわりのある方もいらっしゃるので迷いましたが、空けたほうが読んでもらいやすいというのはあるみたいです。 (実は私も妥協して空けています)
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