幾つもの展開を想像させる、小説の面白さがギュット詰まった物語でした。 身を引いたのかも知れない……でも、本当に夢を叶えてくれるのかも……そんな想像が頭の中を駆け巡ります。さすがですね。いない事は想像つきましたが、ラストに希望を持たせる展開はドキドキさせられました。 二つの優しさが混ざり合い、切なさと儚さを感じる描写も見事です。一つ一つの言葉が繊細で、胸に残る表現が心を打ちました。 子を持つ親として母親の言ってる事も正論と感じますが、やはり愛情をもって子供に接するのは大事だと再確認できます。生きて行く為には仕事をしなければなりません。どうにもならない時もあります。でも、一緒に居られる時間を大切にすれば、子供にも伝わってくれるんじゃないかなあ……そう信じて、笑顔溢れる家庭にしたいとまで思ってしまいました。まあ、私の家はみんな、必要以上に爆笑しまくってますけどね(;・∀・) 面白かったです。心に優しさを届けてくれる物語でした!

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