河内はろん

少しでも寂しい子供時代を経験した人ならば、心の扉をノックされ、思わず過去へとタイムスリップしたことでしょう! 親が忙しくて一人ぼっちになる。 そんな時に一緒にいてくれる親の眉間にしわが寄るような人物。 子供にとっての楽しい時間とは裏腹に、世間の常識の範疇から漏れているというだけで奪われてしまう弱き存在。 なんだか、とっても切なくなりました。 ラストの力強い、おじいさんとの再会を願う主人公の気持ちは、大人に奪われた宝物を奪いかえす、という主人公のリベンジ心が見えました。 心を揺さぶられる作品です!
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