猫祭パル

この作者様の作品なら、絶対に予定調和で終わらないだろうと、期待と挑むような気持ちで読み進めました。 最初は、子供部屋にいる孤独な男の子の前に、女の子の幽霊が出る、と思わせられます。 が、 途中から、その部屋は何処か違う場所だと、まず謎がひとつ出てきて、 「病気で入院? 伝染病で隔離?」 と、想像が膨らみます。 ラスト手前で、 「やっぱり女の子は幽霊で、男の子は病気で死ぬんだ」 と、すっかり思い込んでしまった私に、 衝撃のラスト!!Σ( ̄□ ̄;) これは全く想像も出来ませんでした。 しつこい程に(表現悪くてすみません)、 主人公の寂しさを強調して、まずは、その孤独の中に読者も閉じ込めておいて、からの、 衝撃のラスト!!Σ( ̄□ ̄;)(二回目(笑)) これには脱帽。 しかも、一度、幽霊に怖い台詞を言わせる恐怖。 それだけに留まらず、 最後の、 衝撃のラスト!!Σ( ̄□ ̄;)(三回目(笑)) 真実と、主人公の狂気が一気に爆発。 もう、凄いとしか言いようがない。 一読者としても楽しませて頂きましたが、 書き手の私には、とても良い勉強になりました。 素晴らしい作品を読ませていただき、どうもありがとうございましたm(__)m

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