西 東

今回こちらの作品を読み終えて浮かんで来た感想です。 患者の彼は、ある程度どころか本当は全部分かっていたのではないかと勘繰ります。 ただ彼自身には分かっていても相手が望むものを正しく手にする術も能力もない。 その為に、そそのかしの言葉に乗り、一つ余計な知恵を付けたが為に、善悪の区別が付かなくなったのではないかと考えてしまいました。 そして、おじいちゃんになるまで生きると考える部分に、自分が患者のままでいては近い内に死ぬと分かっていたからではないかと考えます。 だから始まりで逃げていたのではと思ってしまいました。 勘繰り過ぎですね、失礼致します。
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西東さん、いつも素敵なレビューをありがとうございます。 とても嬉しいです(^_^) 患者の男は、自分がモデルだったりします。 あとは、自分を含めた、とある人たちの気持ちが集まってます。 西東さんが言うように、【彼には、相手が望むものを正しく手にする能力や術がありません】 ちょっとハンデがあります。 それが悔しくて、分厚い本に選ばれました。 西東さんの考察は、いつも当たっていると思います。 伝わって嬉しく思います。 また書きます。
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山口かずなりさんへ 今晩は。 コメント有り難うございます。 その様な意味も込められていたのですね。 物語には色々な意味を込められますね。 (^^) 寒波で雪が振りましたけど、体調も含め足元にも気を付けてください。
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