トラツキー子

主人公が抱えているモヤモヤに共感し過ぎて、まるで自分の事を書かれているのかと思うほど。 完結してない作品は、それほど面白くなければ、のんびり続きを待てばいいが、面白い作品ほど、続きが気になって苦しく「完結してから読めばよかった…」と後悔する事も。この作品は後者です。 2018.5.25追記------- やっと完結!毎週「次はどういう展開が待ち受けてるんだろう」とワクワクでした。はじめのうちは、夫にバレて夫が主人公にひれ伏すみたいなオチを想像してましたが、予想を上回る最終回!シニカルな感じがオシャレです。そして日頃モヤモヤしてる読者の溜飲が下がること間違いなし。
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この作品の作者であるNironeさんは、男性だと思うのだけど、もしかしたら女性が男性のフリしてるのかもしれない…欺かれてるのかもしれない…
いや、ホントその通りのオチを最初は考えていたのですが、もし自分がその環境に置かれたら、その後の夫婦生活は多分ギクシャクするだろうなーと思ってしまって。 夫婦生活って勝ち負けじゃないし、白黒ハッキリさせりゃ良いってもんじゃないよなー、なんて思って、それで結局主人公が一番幸せになるのはこの結末だという結論に至りました。 でも、主人公は育児に関する様々な問題を何一つ解決してないし、実はかなり無責任なんですよね。 そのあたりは、作者である私の無責任さが、善かれ悪しかれ正直に反映された小説になったなーと思います。 長い間ご愛読いただきありがとうございました!

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