佐崎らいむ

待望の優月主役の短編です。 そういえば、『七色』で最初に惹きつけられたのが、この優月でした。 沢山のシリーズの中で、どうしても光ってしまう神長と坂巻(まきちゃん)に押され、脇役に回り気味の優月ですが、とても人間味のある可愛い青年。そして名前の通り優しい。 この短編は、そんな優月がどうやって出来上がって来たかが分かる、優月本でもあるような気がします。 そうか、優月、そんな環境で育って、そんなふうに両親に愛されて、そしてそんな強烈な幼なじみ(美波)にひどい目に遭わされて来たのか(笑)と。 優月が好きな読者には、ちょっと悶々としたりもすると思いますが、破天荒な美波のお陰で、思わぬサービスシーンを拝めるかも! だって、舞台は旅館♪ 神長とまきちゃんもしっかり登場するので、読み応え抜群です。(もっと二人を見ていたかったりもしますが、きっとそれはこのあとの応援特典で楽しめると思うので、ぐっと我慢) 本編の中でも神長とまきちゃんの会話の中に、いっぱい美味しい「含み」が有りますので、その辺もファンには見逃せません。 強烈な幼なじみに未だに振り回されてしまう優月。この物語、一体どこへ行くのか。何処で落ち着くのか。 相変わらずSatoriさんの物語は予測不可能。そしてあさっての方向へ突き抜けていく(笑) 優月、これからも頑張れ! そんな声を掛けたくなる、爽やかな(←w)読後感です。 この後の応援特典も、めちゃくちゃ楽しみです♪
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レビューありがとうございます! どんな背景があってその子がいるのかというのをわかるように書こうとしたらこうなりました(笑) プロットできた時点で、こりゃおまけにならない長さだなとは思ったんですが、案の定時間がかかってしまった。 あさっての方向に突き抜けていく、っていうのがすごく面白かったんですけど、うん。すごく奇妙な話ですよね(笑) 読んでる方は唖然としてるだろうなあと思いながら書いてました!←これはいつもか><; 仕事離れた内容書くのは七色以来になるのかな? 人懐っこくてマイペースでのびのびな優月ができるまで、を書けて楽しかったです。 読んでくれてありがとうございました~!

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