夕凪もぐら

あ、どーも。 もぐらです。 ハードでよろと仰っていましたが、これはこれで面白かったです。深く突っ込むところはあんましないのです。 トリックの検証とかは、専門外なのでスルーですが、通帳は使えば足が付くからなぁ。カメラにも映るし、この時点でお金がおろされていたなら、刑事はそのカメラの映像を先に見ようとするし、おろされていないなら、発覚した時点でお金はおろせなくなるので、使えなくなる。 意味のないアイテムです。 多分、愛あれどお金を求めるという、人間心理に使いたかったんじゃなかっのかなって深読みしてみますが、それに言及もなかっので少し気になりました。 まあ上記は些細なことです。 大前提なのですが、全体を通して凄く巧みで、上手いこと言うなぁという印象をもちました。されど、詩的でもなく、人情味もなく、人間ドラマとしては弱かったように思います。 では、スリリングさにドキドキハラハラしたかと言われればそうでもなく、なんとなく普通の刑事ドラマのようでした。 普通の刑事ドラマというのは、それだけでも知識や繊細さを求められる非常に敷居が高いものなので、決して悪いものではありませんが、そういった上質な作品群の中で頭一つ抜きに出る何かは、無かったように思います。
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コメントありがとうございます。 通帳は確かに盗んでも生産性のないアイテムではあります。ただ、実際に犯行をおかした吉永は、殺された川島の通帳の暗証番号を把握していました。 そして、 多分、愛あれどお金を求めるという、人間心理に使いたかったんじゃなかっのかなって深読みしてみますが、それに言及もなかっので少し気になりました。 はい。実はその通りです。 ただ、作中で言及すると、あまりよくないと考え、敢えて入れませんでした。このことをツッコまれた時の吉永の呆気にとられた表情で幕を閉じる構成と、「愛の天秤」というタイトルが何を指すかで十分だと考えた次第です。(個人的にエブリスタのサイト内で拾った表紙が

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