かっぱ寿司

秋の陣 ホリー 勝手に下馬評(メモ) 圧倒的に、真夜野ふみさんの2作品が面白い。 どちらも甲乙付け難いぐらい面白いけど、応募テーマを鑑みると「あなたの夜なら怖くない」 私が書籍化して欲しいのは「灯台には~」 次点で沢村基さんの2作品とギフテッド。 沢村さんの2作品だったら、私は「薄氷~」のほうが好き。ギフテッドは獣人、差別っていう使い古されたような設定なのにその使い方が新しい小説って感じ。 ホリーはこの3人の三つ巴かなという感じ。 空の檻 →主人公が嫌な奴。設定もお話も悪くないのに、主人公の行いにイラッとしたり、モヤッとしたり、なんか素直に祝福できない 座敷BOY →結局、攻めが何かよくわからない不思議な生き物。一般的にイメージする座敷童子ではないのに、作中正体を解き明かすこともない。どうやって攻めが恋愛の概念を理解したか、その辺も不鮮明。 この話書くなら座敷童子でないほうがいいんじゃない?? サクラソウ →切ない通り越して、惨い。惨たらしい。 好きな人は好きなんだろうけど…読者は選ぶだろうなと思う。主人公の幸せを祈る読者の気持ちを釘バットボコボコにしてコンクリ詰めにして海に沈める作品。 贄花嫁 →そもそもBLじゃなくても……。 大事なシーンの描写不足。死ぬほど主人公が追い詰められてるっぽいのに切迫感が一切ない。死ぬ気が全然しない。だからイマイチ盛り上がりにかける。 辞退届ひとつでどうにかなるしきたりに急にこだわり始める主人公に置いてけぼりにされる。

この投稿に対するコメントはありません