あーる

頼りになるバイトリーダー。大学の先輩でもある鮎川さんと新人バイト君ミヤちゃんのほのぼのラブストーリー。 初めは優しく頼れて気が合う先輩と思っていたのに、いつの間にか気になる存在になっていた鮎川さん。 ある日、何故か大人の知恵熱(笑)で寝込む鮎川さんに理由を詰め寄る場面では、着実にミヤちゃんの恋心が育ってるねぇ、と頬が緩んでしまいました。「ちゃんと知りたい」は「好き」の先駆け衝動ですものね。 ただ、やはりはじめてづくしの同性との恋。思うようにことが運ば(運べ)ないし、素直に気持ちを言葉にするのだって戸惑う。 そんなモヤモヤや苛立ち、思い違いに、ふたりの気持ちを知ることができる読者としては、そうじゃなーいよぉとヤキモキしたり、ここは行っちゃえーと応援したりしてしまいます(笑) ちょっとした(?w)不可思議な出来事にも巻き込まれつつ、ほのぼのわちゃわちゃ進む物語の終盤。 高校時代の親友とミヤちゃんの再会には意味を感じジーンときました。 楽しかった思い出としっかりと自分の道を歩んでいた親友にふれたことで、自分の気持ちがクリアになり、ふたりのこれからをなんとなく描けたミヤちゃん。 寝ている鮎川さんをギュッとすると眠っているはずの鮎川さんがそれに応えるように抱きしめる…このシーン。もうキュンとしちゃいました(*´∀`) 当時の親友とミヤちゃんは、もしかしたらお互い友情の枠をはみ出す何かしらを感じていたのかな。だからなおさら、今、目の前に一緒にいる鮎川さんは「特別」で「大切」に思えたんだろうな、と勝手な想像もしてしまいました。 ついツンツンしちゃうミヤちゃんの底知れない可愛いさ(笑)。優しくて気遣い屋さんなのにどこか天真爛漫さも感じる鮎川さん。そんな魅力的なキャラにもテンションが上がりまくりでした。 アクシデントや受信体質(になっちゃった?w) なミヤちゃんが引き寄せちゃう出来事。 そのひとつひとつが、ふたりの仲を取り持ち、これからにつながってゆくストーリー展開。もう最高に面白かったです!! この先、何があっても何と出会っても(笑)、それを全部『絆』にかえて、仲良くにぎやかに過ごしてゆくのでしょうね! とても楽しいお話、本当にありがとうございました♪♪
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あーるさん素敵なレビューをありがとうございます! 楽しんでもらえたのが伝わってきて本当に嬉しい! このお話、最初はただのバイトリーダーと新人バイト君のお話を描くつもりでした。 でも季節が夏になると、やっぱりちょっとそういう要素を入れたくなるのがわたくしの悪いクセでw (タグについてない。苦手な人ごめんなさい。と後で気づいた) でも基本ほのぼのゆるゆるなふたりだからいいですよね!(なんの許可) 「ある日、何故か大人の知恵熱(笑)で寝込む鮎川さんに理由を詰め寄る場面では、着実にミヤちゃんの恋心が育ってるねぇ、と頬が緩んでしまいました。」 そう! そうなんです! 意識してないだけで、だいぶ好き
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