【コメント】

僕の心はズタズタになった。まるでスプラッタのようだった。

イベントにご参加ありがとうございます！僭越ながら、レビューを書かせていただきます。最初からかなりとばしたスプラッタ描写。これがどうラブストーリーになっていくのかと、わくわくしながら読み進めていました。いざラブストーリーに突入してからも、汐里を汐里たらしめる深層心理がうかがえるような展開で、あけびさんの統一された魅力的なキャラクターにただただ感嘆の溜め息をついていました。また、映画中のいわゆる神の視点、汐里視点、俊輔視点と三つの視点が作中にありましたが、それぞれ微妙に雰囲気が異なり、言葉選びに対する細かな気配りが伝わってきました。描写も的確な比喩が多用されていて、目の前にその光景がありありと浮かんでくるかのようでした。良作をありがとうございました！

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