色部耀

小説で涙したのはかれこれ何年ぶりだろうか。 感想はこれだけで十分だと思います。 記憶は景色、香り、そして音楽で強く蘇るものです。強く感情移入して作品の世界にどっぷり浸かってしまったのはそれらを文字として認識し、私の記憶にまで干渉したからなのかもしれません。 私も叔父が自殺した頃を思い出して気分が悪くなる曲があります。しかし、私はそれを乗り越える事は出来ないのだろうと思います。なので、主人公が最後に姉との思い出を飲み込んで未来へと進もうとする瞬間にとても勇気を感じました。 人と運命と繋がるという事は、未来への道を作ることもできるのだなあと――。 素晴らしい作品を作っていただけたと思います。ありがとうございましたm(_ _)m
・1件
色部さん、レビューありがとうございます。 共感していただけたようで、嬉しく思います。 次の一歩を踏み出す、というのは簡単なようで決して簡単なことではありません。でも、ひょんなところにきっかけが転がってることもあると思うのです。 そんなお話だと思っていただければ幸いです。 もったいない褒め言葉、ありがたく受け取らせていただきます。 お読みいただきありがとうございました^^

/1ページ

1件