かの未琴

作者は胎動を記憶しているのだろう。 まるで高尚でかつグロテスクな生命の力強さを握りしめた胎児が、母胎から産まれ落ちた後ゆっくりゆっくりと手のひらを開く。 その小さな手の内側から膨張を始めた世界が「星の恋人たち」に違いない。 美しく醜く、でも決して儚くはない。 とにかく逞しい。 耳を傾ければほら、案外ヤンチャであどけない青春そのものだ。 読了後、通常の1.5倍(笑)の大きな手でガツンと彼方まで吹っ飛ばされました。それでありがとうを言うのもなんですが、 稀有な良作をありがとうございました。
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食レポの描写が実物の美味しさ上回っちゃう事たまにあるけど これはその小説版!(笑) レビューが本編上回ったらアカン!(笑) 未琴さんの彦麿呂レビュー、堪能させていただきました! ありがとうございます。 m(__)m
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