Satori

(応援) 由比ガ浜のカフェを舞台にした、しっとりとした雰囲気の大人恋愛小説。 お互いに少しずつ心を寄せるものの、素直になることをためらわせるのには、抜け出せない過去の記憶もあって――、といった、葛藤を感じながらも、大切な人の存在を、自分の心の中ではっきりとしたものに変えていくプロセスを、とても丁寧に描いた作品です。 好きだから近付くことが怖くなってしまう、けれども自分の心がこのままでいることを拒絶してしまう。それが、一歩進んで一歩引いて(笑)の彼らの行動によく表れていて、気づくとつい二人のことを応援しています。 そんな、じりじりさせられる展開からのラストは、きっと恋愛小説好きの読者のみなさんがいちばん待ち望むシーン。あたたかな気持ちになれる小説です。
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satoriさん、『ひとはだの効能』にレビューをありがとうございました。 遊馬と香澄の組み合わせは、前作の『あなコヒ』の時から決めていました。 あとは、遊馬の職業と物語の舞台、二人のはじまりだけを決めて、残りの部分は自然な流れに任せて書いていったお話でした(莉乃もアルも葉月も菅井も全部。笑) もうちょっと二人が若かったら、再会してすぐ、遊馬が二人の関係を進めようとした時に、さっさとどうにかなっていたかもしれないと思うんです。 でも年を重ねると、もうあとがない、失敗したくないって気持ちが強くなるから、恋愛に臆病になるんじゃないかなあって思って。香澄みたいなタイプは特に。 裏切られた前の恋人
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なんか読んでてね、次はたぶんこれ、菅井の話だなと思いましたw このシリーズの流れ的に(笑)すっげーペコメ入れたかったけどそれを書いたら浮いてしまう@@となって、自粛しました。 シリーズ続編だけじゃなくて、新作も楽しみにしてるからねー^^
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