西 東

ワクワクします。 一部完結で良い所で終わっていますが、この先はどうなってしまうのか楽しみです。 正体不明の『ラクブツ』。 それが持つ力の巨大さが判明して行く反面、矮小さが引き立てられて行く主人公達。 けれど諦めずに『ラクブツ』をよりよく知ろうと行動する中で知って行く事は、さらに大きな出来事で、最早地球だけの問題とは言えないのではと考えさせる展開は大好きです。 こうした途方もなさが有りながら同時にずっこけちゃう日常的な呑気さや、今現在の車での自動運転の技術が発展してしまえば有り得ると頷く『アシュラ』の操縦技術のリアルさには感心しながらも笑ってしまったりしました。 油断ならないのは、そんな笑いの中に次に繋がる仕掛けも隠されている点で、後々気付いてはそうなるかっと思いました。 キャラクターも良いですね。きちんと分別をわきまえているからやっちゃう細やかな悪い事には、こうした大人に大人へと育てて貰うんだよねと微笑ましくも感じました。 身近な人じゃ出来ない悪事なだけに渋いと思いますね。ただの呑兵衛とも言えますけど。
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