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使えなくなったこたつ
★にいだ★介護で四苦八苦中(汗
2018/3/25 6:57
大変遅ればせながら妄想コンテストおめでとうございます!! いやぁ、物語の後半から涙が溢れて溢れて、何度も目を擦りながらご拝読させて頂きました! 凄く凄く!素敵なお話ですね!まさに納得の受賞作品です! お互いが、お互いを大切に想うが故のすれ違い。 私は今作をご拝読させて頂きながら『賢者の贈り物』のお話を思い出しました。 ある女性が愛する男性に金時計の鎖飾りを贈るために自慢の美しい髪を売ってしまう…。 しかし男性の方は、愛する女性に美しい髪をすく櫛を贈るために自慢の金時計を売ってしまう…。 結局、お互いの贈り物は、無意味となってしまうのですがお互いがお互いを想う愛情を更に深く知り、より一層、愛が深まる物語です。 今作品は、まさにその『賢者の贈り物』に匹敵するくらいの夫婦の深い愛情の物語だと思います! 相手に辛い思いをさせたくないからこそ!大切に思っているからこそ! 妻は癌を隠し、夫は熟年離婚に踏み切る訳なんですよね(涙) しかし、お姉さんのイキな計らいによって、夫婦はお互いの愛情を改めて実感する事になります。 「俺はね、ずっと思っていたんだ。夏子は俺には勿体ない嫁さんだって。いつも穏やかでいてくれるから、俺も穏やかでいられる。いつも笑っていてくれるから、俺も笑っていられる。いつも優しくしてくれるから、俺も優しく接することが出来る」 「優しい悟は人の人生に関わることで、自分の幸せを守ることを拒んでしまったのだろう。 だけど、大丈夫。 そこから立ち直れたら、きっとあなたは幸せになれるから……」 何て!素敵な思いやりなのでしょうか!! 物語の最後に、改めてこれからの人生をともに歩んでいこうと決心する素敵なご夫婦に、 本当に!本当に!心の底からの惜しみないエールを贈りたいと思います! こたつのぬくもり…。 それは同時にご夫婦の愛のぬくもりでもある訳ですよね。 少し直して再び使えるようになったこたつ…。 それは同時に、少しの修復でより一層、ご夫婦の想いが深まる愛情の比喩でもあるのですね。 いやぁ、まさに涙腺が崩壊する大変大変素敵な作品です! ご拝読させて頂き、本当に本当にありがとうございました!!
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