黒羽瑛人

拝読させて頂きました。 まず感じた事は作者さんの筆力の高さ。 一気に引き込まれました。 恋に落ちるきっかけなんて些細なもの。 自分でも気付かなかった場所を誉められ、それから気になり出した自身の耳の事、彼の事。 続きがとても気になりました。 彼はどんな思いでその言葉を発したのか。 好意があるから発した言葉だとしたら、どちらが先なのだろう。 彼女が好きだから耳にも目が行ったのか。 それとも彼女の耳の形があまりにも整っていて、彼女のことも気になり始めたのか。 読者の妄想は広がるばかりです。 作者さんの年齢を見てこの若さでこの文章力。 相当数の本を読んでいられるのかなと思いました。 『咲かない桜の木の下で』も素晴らしかったです。 いずれも、もっとたくさんの方に読んでもらいたいと思いました。
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素敵なレビュー、ありがとうございます! 書き進めるヒントを頂いたような気がします。
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