haori

こんばんは(^ ^) レビュー失礼します。 宇宙に目を向けた、中編以上のSF作品を拝読するのは、実は本作が初めてです。なので、とんちんかんなことを書いたとしても、それは初心者ゆえの過ち、と思っていただけますとさいわいです(と予防線w) どこかに果てがあるのだとしても、一般人にはその果てを想像することすら難しい、広い広い宇宙。その宇宙の中に存在する惑星D。そこが本作の舞台となるわけですが、何と言うか、その星から宇宙を見渡すような面がありながら、同時に、われわれの体内に広がる宇宙にも目を向けるお話でもありました。印象としては天文学と生物学の2つを別々に掘り下げていきながら、ゴール地点で2つを結ぶ――そういう感じでしょうか。 さて、お話の主軸となるディノ・ウィルス。このウイルスの結末は、かなり後半まで読み進めて初めて予想が幾らか立てられるかな、というもので、冒頭を読んだ程度ではさっぱり。と、冒頭からざっとですが、読み返してみてそう思いました。 ディノ・ウィルスの結末(真実)――正直、これについては意外で、ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、そのどちらであるのかは、どこ(誰)に視点を置くかで大分変わりそうです。おもな登場人物に視点を置けば前者なのでしょうが、登場していないその時代の人々の視点に立てば、その思いはバラバラな気がするのです。だから、ディノ・ウィルスを主軸にするお話全体についても、ただ「良かったね」では終われない気がします。そういう点でも非常に考えさせられるお話です。 と、思うままに書いていたら、あっという間にまずい文字数に( ̄▽ ̄;) まとまらない上、文字数多しのレビューですみません。 最後に。上記したように考えさせられるお話であり、また、素敵なお話でもありました。ありがとうございました(*'ω'*) 追伸。 これで私のペコメに怯える日々が終わりましたね。おめでとうございます(ΦωΦ)フフフ…←この顔やめれw
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haoriさんへ 今晩は。 丁寧に読んでくださり、またレビューを有り難うございます。 m(__)m 私も元になった作品が有るとは言え、始めての長さになる作品なので最後までお付き合いして頂けて嬉しいです。 まだまだ未熟な作品だと思います。 宇宙と人体(と言うより細胞)、人の営みとウィルスの営みを同じ様に考えられると思って書いた部分は大きいです。 最後は読んで頂いた方の解釈次第で、ハッピーともバッドとも考えられると思っていますので読み手に委ねます。 自分では進化と退化が背中合わせみたいなものの様に考えていますけど。(笑) 実は読み返して、ほんのりオカルトな解釈も出来るなと自分では思っ
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西さん、お返事ありがとうございます(*'ω'*) 天文のほうはあまり強くないので、幾らか私的に知識が強い生物のことにかぎって言わせていただくと、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪と頷く解釈が多かったです。 RNAワールドのウイルスが、より安定的なDNAワールドの人間をパートナーにするってあたりも、ウイルスの増殖様式からもそう思えることですが、確かに~と思いました。 他にも細胞内共生説とか、単細胞生物から多細胞生物への進化(分業から分化へのプロセス的なもの)の話とか、よくこれだけ沢山のものを無理なく入れ込んだな~という感想もあります。 と、書きだしたらキ
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