毒蟻

「ゴメンー。今日どこ行くの?」 私が聞くと、カズくんはふっと笑って言った。 「夜桜見物ってとこですよ、ネルサさん。」 「もー、確かに眠いけど、、、楽しみにしてたんだから!寝ない!絶対!」 「はいはい笑」 こんなたわいもない会話をしながら歩いていると、目的地にはすぐに着いた。 〈桜も綺麗だけど、エルサも綺麗だよ〉とか想像する。なんつって!(笑)(笑) 「あ、今キスしたいとか思ってたでしょ?エロサってやつは、もう笑」 「ち、違うし!!」 私が必死に弁解するとカズくんは顔から笑いを消して私をじっと見る。 「え?どうしたの?」 返事は返ってこなかった。 カズくんは跪き、言った 「僕とエルサはさ、干支一周くらいの年齢差だけど、、、」 ポケットから赤い箱を出し、開けて言った。 「僕と…」 私はカズくんの言葉に被せて言う。 「「結婚してくれませんか!」」 するとカズくんはムッとして 「おいエルサ、ムードぶち壊しじゃんかよ笑」 地味に怒ってる。そんなカズくんも可愛いや(笑) 私はカズくんの手を取って歩き出す。 何処へって、未来へ、だよ(笑) end 口調大丈夫ですか?
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