世つめぐ

女性版、織田作之助! 作者、紫倉さまに送る言葉はこれに尽きます。 再読しての、初レビューです。 会話のリズム、テンポで読者の心をつかみとり、はねあげ 転がすのが、とても上手い。 キャラの息遣い、体温、鉄板で焦げる濃厚なソースの香り、感情が、むんと立ち昇る、この臨場感。 小説とデートする、とはきっとこういうことを言うのだろう。 紫倉文学の軽妙さ、おもろ悲しい人間味を堪能させていただきました。 ハッピーエンドつきで。 ごちそうさまでした。

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