通常扉

 少々、説教臭いですが、オーソドックスな構成の物語です。  大国主命と木之花咲耶姫命の神話をモチーフに、山一つ越えた隣町に家族で移住するのを断念するに至った経験を踏まえてお話を進めています。  現実では山一つどころか、海も超えて新天地を求めて故郷を捨てる人も多いわけですが、 どこに行くにしても、皆さんに「お帰り」と言っていただけるとありがたいです。 「お帰り」が、心に「早く去れ」に聞こえるか、最後に「笑ってやりすごせる」かで貴方にとっての物語が完成します。 語り手の様に前向きな人生を過ごしたいものです。

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