to be or not to be…… にかけたタイトルはシェイクスピアのオマージュですかね^^
タイトルに惹かれて読んでみると、思いの外深刻で深く悩ましい展開。
追い詰められた人間にとって、一見おいしい話に見えるネットビジネスは魅惑の果実。
しかしそうそう上手く行く話なんて転がっているはずも無く……
主人公にとっては痛い経験でしたが、教訓にはなったと思うべきなんでしょうかね。
ううん。それにしても読んでいるこちらまで思わず「く・や・し・い!」と、叫びたくなってしまいます。苦笑
最後はブラシーボで主人公が救われた話。
こんなに悩み苦しんだのだから永遠に救われて欲しいと思うのですが、
これまた本物ではなく”偽薬”で救われるのだからなんとも皮肉な話です。
それでも主人公にとっては救いになったのだから、この薬は”本物だった”言うべきなのでしょうか……
『人生の偽薬』
私も本当に辛くなったときには、ぜひ飲んでみたいものです。笑
肉球まつり