杉浦 亜紀

桜の木の下で。のイベント用に書かれたご作品ということです。 とても可愛いOLさんが主役で、終始、ほのぼのとできます。 どこか幼さが抜けない主役さん、「可愛い」が第一印象ですが、 ある出会いに背中を押されて、羽ばたいていくまでの過程が、 こんなに短く綺麗にまとまっているのは秀逸だと思います。 現実世界にファンタジーな要素が実際に混じったらどうなるか、 それへの人間的な反応も、密かに見所ではないでしょうか。 惜しむらくは、七三眼鏡さんなども良い雰囲気のキャラなので、 短い出番でも、更なる存在感がほしかったかもしれません。 これはご作品の問題ではなく、8000字縛りの限界かと思います。 この短さで十分な読み応え、ご馳走様です。とても面白いです。
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コメントありがとうございます。 ご想像の通り、8000字縛りで大幅に削った中に彼が沢山登場していました。 さらにストーリーもオチの根本的な部分で2種類迷ったんですが、こっちにしました。 やっぱり創作は難しくて面白いですね。
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