赤羽道夫

ディノ・ウィルスの研究のために惑星Dやってきた出野が遭遇する真実は──。 ハードSFです。 淡々と語られる状況は、うっかりすると、さらっと流されてしまうほどあっさりとしていますが、そこで明らかにされるのは、「生命とは?」「知性とは?」という、根源的な問題定義であり、読者も立ち止まって考えてしまいます。 ディノ・ウィルスの振る舞いは、まさしく驚異的であり、それを目にすることにより、「人類はどこへ向かっていくのか」という、SFのテーマに繋がります。 この小説は情報量が多く、ストーリーに入るまでの導入部で、日常馴染みのない単語が登場し、キャラの考察シーンでは「なにを言ってるのかわからない」という読者もいるかもしれませんが、スケールの大きなフィクションの醍醐味を味わえます。
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赤羽道夫さんへ 今晩は。 素敵なレビューを有り難うございます。 m(__)m 加筆するに当たって、思いきり自分の興味ある事や好きなものを遠慮なく詰め込みました。 結果として読み手をおいてけぼりにする、未熟な所の多いものになってしまったかと思います。 書いていた分には楽しかったのですけど。 最後までしっかりと読んで頂き、とても嬉しいです。 (^^)

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