くろこ

いつも我儘きいて甘えさせてくれるのが当たり前、ぞんざいな扱いをしてた男がある日突然予告もなくこの世から消えた。 本名も素性も知らず、取り分けて深い愛を感じた訳でもなく肉欲満たすだけの関係だったはずなのに、二度と会えないと分かって始めて感じた喪失感。 どれ程の優しさと愛を与えられていたのかを失ってから思い知る。 そして思い出だけが心に深く棲みつく、切ないですね。
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