本穣藍菜

こんにちは。拝読させて頂きました。 受けが肉便器だなんて、BLでは忌むべき単語。短編でエロだけならあると思いますが、長編で書かれている。それなのに惹き付けられます。一重に、高い文章力のなせる技かと思いました。 ネット小説では、好みのシチュは数多くあれども、文章力のある(好みの文章)話を見つけるのは難しく、このような作品を見つけると心踊ります。話の内容自体は、奇をてらったものではないだけに、それをどう魅せるか、作品力が問われる、意外に難しいテーマなのではないかと思います。それを派手さはないまでも(文章力があるので、そんな余計なことは必要ないのだと思います)、巧みに調理なさっている。面白いです。 どうなるのか、先が楽しみです。どんな結末でも受け入れられる気持ちにさせる破天荒さがあります。 登場人物を丁寧に書かれていますので、肉便器という記号にならずに、血の通った人間になっている。このアンバランスさがたまりません。 更新、楽しみにお待ちしております。
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本穰藍菜様 コメントありがとうございます!たくさんのお褒めの言葉、恐縮です。 『肉便器』なんて、罵倒する言葉でもあり、淫語でもありますが、その性癖に至るまでの主人公の苦悩と葛藤。 そして主人公を取り巻く、憎めない人々。 完結後に振り返っていただいた際、何か得るものがあればいいなと思います。 題材がアレなだけに、こうして読んで頂けただけでも感謝です。 引き続き、よろしくお願いします。
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