二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 人気絶頂からの転落の末、[自ら選んだ死]と、本人が望んだわけでもない、理不尽な[事故死]…… 結局のところ、[死]と言う事実は変ることはない。 しかし、周囲の受け止め方、与える影響、そして直面した本人達の想いは様々…… その中で、この物語の主人公とされた永澤剛は、[列車]という形で具現化された死後の世界への旅を通じて、様々な運命の交錯や、自分の過去を廻ることで、[生きる意味]への答えのひとつへと辿り着く…… 思い出されるのは、宮沢賢治著〈銀河鉄道の夜〉ですが、大きな違いは、主人公が既に[死]を意識していることと、最後に、自ら列車を降りるところでしょうか…… 個人的には、「既に運命は決められている」という部分には、賛同しかねるところですが(少なくとも、不慮の事故が予め定められているとは思いたくはない)、与えられた命を精一杯生きることで、命それぞれが持つ[意味]に辿り着くと思いたいものです。
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レビューありがとうございます。 m(__)m まずは読了して頂いた事に感謝です。 昨今の社会の混乱とそれに伴う自殺の増加(特に若い人々)それに対して何かできることはないだろうか?という思いがこの作品を作るきっかけになりました。 人生半分過ぎて行き着いたのがこの作品です。どんな一瞬であろうと人、物、事、全て出逢いです。出逢いを大切にしてこの困難な局面から子どもたちを守らないといけないと思っています。作品を通じて少しでも「生きる意味」を考える、「当たり前の日常」を考えるきっかけになれたら幸いです。 変わった内容の笑える作品もアップしていますので、これから先もお付き合い頂けると嬉しいです。「なんじゃ
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