藤白 圭

作者様原案の「保険加入者に告ぐ」を読んで、興味を持ち、読まさせて頂きました。 コミックと内容は全く異なってはいましたが、いい意味で「裏切られた」作品でした。 タイトルの「保険ゲーム」と冒頭から前半(3分の1ぐらいまで)部分までの段階で、デスゲーム系として、進んでいくかと思いきや、まさかのファンタジー要素といいますか。 「ちんの勇者」……ではなく、「真の勇者」としての、「アイ」の使い手。 そして、嫉妬や独占欲、恨みといった「闇」といった、ある種、壮大なるダークファンタジー要素と、この物語の根本にある「友情」と、その「歪み」が織り成すヒューマニズム。 様々な要素が組み込まれていて、序盤からは想像することのできないオチが待っていて面白かったです。 テンポもキャラクターもよく、このまんまコミックになったとしても、絶対に面白いだろうなあ……なんて思いました。 面白い作品をありがとうございました。
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嬉しいレビューありがとうございまーす。 ファンタジーになるのが賛否両論だったのですが、自分がやりたかったのはそっちの方だったので自由に書きました。 正直、このまま漫画にして欲しかったですか、そんな贅沢は言ってられない身分であります。笑

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