藤島 紫

古典の推理小説に対する、深い想いと敬愛を感じるお話です。 文体もノスタルジックな語り口調で、漢字も多く、 ライトノベルやWEB小説を読み慣れている方からすると とっつきにくさを感じるかもしれません。 しかし、 読み始めていくと、実はとても読みやすく、 瞬きを忘れて文字を追っていきたくなります。 まるで、見つめることを命じられた人形のように。 緻密に計算された物語です。 終わりに向かうほどに、この作品の計算された構造に寒気すら覚えることでしょう。 もしも、ぱっと見の漢字の多さや改行の少なさに 倦厭しているとしたら、もったいないことです。 私はこの作品、ゾクゾクして好きです。 非常に完成度の高い作品ですので、是非、ご一読下さいませ。
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嬉し過ぎます。 この作品、エブリスタ向きじゃないと思って、中々載せなかったんですが…。 そう言って頂けると、涙が出るほど嬉しいです。 ありがとうございます。
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とても素晴らしい作品を読ませていただいたことに、感謝しています。 つたないレビューではございますが、作品の魅力を伝えたい、もっと多くの人に読んで欲しいと思い書かせていただきました。 短いがゆえに、技術の高さが伝わってきて、震える思いで拝読いたしました。 広く読まれるための一助となりますことを願っております。

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