BLなんて言ったら勿体ない、文学作品です。 あるいは上質な映画を観せていただいたような気持ちです。というか、心の底から映画化して欲しいです(決してハリウッドではないとこで笑)。 メランコリックで哀愁感漂う薄暗い情景と、命懸けでぶつかってゆく狂おしく激しい恋の対比が、何とも言えない魅力を作り出しているように感じました。 何十年もかけて培われてきた自分自身やその過去に雁字搦めになった二人が、それでも互いに出会うべくして出会い、時に子供っぽく直情的、時に大人であるがゆえに葛藤しながら向きあい乗り越えていく様子に、心を動かされました。 素敵な素敵なお話を有り難うございました。
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チーズケーキ@レモンさま このたびは「From Dusk till Dawn」をお読みいただき誠にありがとうございます。そしてこちらにも素敵なレビューをいただき大変嬉しく思っております。 この作品は前書きにもありますように、外国のゲイ映画のようなテイストを目指して書いたものでしたので、映画を観たようだったと言っていただけて嬉しかったです。映画化…作者もぜひ観てみたいです…!(笑) 仰るように、あのイギリスの寒々しい情景が、この二人の焦燥や不安、苛立ちや孤独などを浮き上がらせ、そのために彼らの破滅的な恋がよりいっそう切なく感じられるのかもしれません。 失望と幻滅しかなかった二人が出逢い、ちいさ
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