西 東

シリーズを通して楽しませて貰っていますが、本作は後書にもある通り「記憶の無い七面鳥」では敵役であるピエールの物語。 どれだけ非情な人物かと思っていましたが、良い意味で普通の人。 もしくは、子供染みた好奇心の持ち主だなとの印象を最初は持ちました。 センリーの全能と言えるシステムに疑問を持ち、何度も挫折しながら少しずつ謎に近寄り、同時に飼い慣らされていると憤る様子にはむしろ感情豊かだと好感を持てます。 終盤に明らかになって行くシステムの構造と、黄金、白金の科学者の考えには読者としても疑問を持ちます。 それだけに今後の展開は気に成ります。
2件・4件
レビューありがとうございます 嬉しいです 理解出来たかな?、と疑問だったのですが 大丈夫みたいでした アハハハ私も混乱してます (///∇///)
1件3件
鯛之島さんへ 完結おめでとうございます。 とは言え、本作はまだシリーズの一作品。シリーズ完結までお付きあいしたいと思います。 後書での補足も有りますし、ピエールの人柄を掘り下げると共にセンリーの歴史も分かって面白いです。 まだまだ科学者は信用ならないし、人柄では中武がシステムに利用されそうにも、逆に引っ掻き回しそうにも思える分、今後も面白そうです。 (^^)
1件2件

/1ページ

1件